豊かな暮らしを育む
下水道施設設計に
必要なデータを提供します

下水道設計コンサルタントの皆様へ

  • マンホールポンプの選定設計のお手伝いをいたします

    農業集落排水施設に関しては、施設の効率的な運営、適正な維持管理を図るため、国においても処理場の集約・再編を推進している観点から、公共下水道へ統合する市町村が増えています。
    統合にあたっては、既設公共下水道の能力(管渠・マンホールポンプ所)の検証が必要です。
    渡辺機工株式会社では、当該ポンプに於けるポンプ実使用点(運転点)とウォーターハンマーの検討計算をお受けしています。詳細は、お気軽にお問合せください。


    農業集落排水施設の公共下水への統合計画

    下水道計画は、よりよい水質保全と人々の日常を守り、生活環境の向上を図るための社会基盤整備です。
    使用目的(用途)に合ったポンプを選択しなければ、そのポンプが有する能力・特性を十分に活かすことができません。また、複数台ポンプを1つの系統で同時運転(合流運転)する場合も注意が必要です。


    ウォーターハンマーによる圧力変動は管路において大問題を引き起こす厄介者です。その為、事前にウォーターハンマーが発生するかどうかが分かれば、管路破壊などの事故を事前に防止できます。
    最大負圧が農林水産省のガイドラインを下回るとウォーターハンマーが発生する可能性があり、対策を講じる必要があるとされています。

    例えば、上図、当該ポンプの実使用点(運転点)をこの計算ソフトに入力後、ポンプ運転時の圧力 A [動水勾配線] に対し、ポンプが急停止(停電含む)すると圧力変動が生じ、B [最低圧力線] のところまで圧力降下が発生します。上図の例では、最低圧力が C [配管縦断線] を下回るところに負圧を発生し、約570m地点で最大負圧−16.9m(ソフト上の計算数字)と求めることができます。このソフトでは有害負圧を−10m以上とします。
    このように配管抵抗曲線を作図することは基本です。これによりウ ォーターハンマーの検討も進めることが出来ます。

    下水道マンホールポンプ施設におけるポンプ選定など、下水道設計の際には、当社へお声かけください。